大規模木造建築
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コンセプト


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地域工務店と地域設計事務所でやれる木の地域施設を!

カフェレストラン カンフーレ外

こんな地域施設に!

保育園・老人ホーム・医院・公民館・カフェ・郵便局・店舗・事務所などの地域施設の多くは小振りなものです。学校も体育館は別にして、10mのスパンを飛ばせば教室等は可能です。

これらは、地域設計事務所が設計し、地域工務店が工事を担えるはずです。

土佐派の建築家、細木茂の建築事例のベースとなる建築躯体「細木スケルトン」は、様々な建築用途に適用できるフレキシブルなシステムです。

地域が異なれば、その地域の素材やデザインが求められますが、この躯体をカスタマイズすれば、どこでも容易に取り組めます。

事例:カフェレストラン カンフーレ外観
高知市内に現存する木造のカフェ。外観は土佐漆喰、軒裏は杉野地板見出し、テラス床は石貼り。

 


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美しいデザインと、高い性能を持った地域施設を!


美しいデザイン

土佐派の建築家が心血を注いで来たのは、土佐で得られる素材を活かすデザインの洗練でした。自然素材を用いれば「エコ」ということではなく、寄りたくなる・そこに居たくなる・惚れ惚れするような地域施設を生むことが大切です。

 

高水準の性能

また、持続可能な建築物であるためには建物性能は必須条件です。特に木材質にこだわりました。集成材より性能の高いスギはあるものの、バラつきが多く「無等級材」だと材積が増え、強度にもコストにも影響します。今回我々は、梁材はE90以上、D20以下(Dは材芯で計算)を原則としラベル表示します。他の地域でどうしたら可能なのか、地域材の復活のため、土佐のノウハウを惜しみなく提供します。

カフェレストラン カンフーレ 内観

事例:カフェレストラン カンフーレ 内観
梁桁を見出しにしながら、すっきりした内部空間。白い壁天井はペンキ塗、右側の壁はモザイクタイル、床は石貼。カフェ・レストラン利用の他、ウェディングにも利用されています。

 

 

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鉄骨建築に負けない、コストパフォーマンスを!

低コストは普及の力

地域施設を木でやれるといいと思う人は少なくありません。もし、鉄骨建築に対抗できるコストでやれたら普及は一気に加速するのではないでしょうか。ムク材を利用し、地域工務店と設計事務所だからやれるコストにすべきです。

 

3.3u50万円を目指す

スケルトン(躯体・箱)とインフィル(内装)の原価目標をここに設定します。家具と設備と外構は別です。高いデザイン性と性能性を担保してのコストなので、ハードルは高く、現在細木事務所がやっているコストと比較するときついというのが実際です。「細木スケルトン」のディティールはそれなりに厄介で一手間かかります。しかし、日本の大工達は繰り返すことで慣れを生み、普通の技術として消化するようになりました。

事例:ダインイング サーラ内観
郊外に位置するレストランですが、昼夜を問わず常に賑わいを見せています。全面ガラスのカーテンウォールの外壁。内部空間は木、竹に包まれています。床は杉板張り、天井は真竹。

 

 
運営・実施主体 コアメンバー  藤原富子(土佐の木の家づくり協議会)・細木茂(細木建築研究所)

事務局:佐川プレカット 〒789-1203 高知県高岡郡佐川町丙5524

土佐:仁淀川流域発・木のプロジェクト

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