大規模木造建築
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自然素材

土佐の資材

 

土佐は自然素材の宝庫。

高知県は県土の84%が森という日本一の森林率。山とともに暮らし、山が育む豊かな自然や文化とともに歩んできました。太平洋にそそぐ四万十川や仁淀川などの清流。楮、三椏を原料にした土壁や瓦、それらの自然素材を家づくりに活用する土佐派の考え方や技術。そして、森林環境税をはじめとする、土佐の山と森を県民みんなで守り育てていく独自の活動など。どれも、土佐の自然を愛し、その恵みへの恩恵に感謝する気持ちが息付いています。

 

土佐木材

土佐ヒノキ

土佐ヒノキ

木目や色調が美しく、肌ざわりも柔らかです。さらに、環境に応じて吸放湿を繰り返す機能も備えています。また、木材の精油のなかにダニの繁殖を抑制する成分が含まれており、それを用いた部屋ではダニと関係の深い皮膚炎・アレルギー性疾患にかかりにくいといわれています。

土佐スギ

土佐スギ

スギを床板に使用した場合、他の材料と比べて優れている点として適度の弾力性があることで足の関節にかかる負担を少なくする効果があります。柔らかな特性により傷が付くこともありますが、足や膝の冷えが少なく疲労度が少ないといわれています。
 主に内装材に使われる事が多いですが、高知県では古くから構造材(梁・桁)を見せる工法に使用されており、構造から羽柄材・内装材まで全て土佐スギを使った住宅が建築できます。

土佐和紙

土佐和紙

土佐和紙

雨が多く、暖かい高知県の山は、和紙の原料に使う植物(三椏・楮)が育てやすく、また紙を漉くのに欠かせない水もたくさんあって、昔から紙作りが盛んでした。自然に湿度など吸収する性質があり時間の経過とともに風合いが良くなっていくのが和紙壁紙の魅力です。

 


土佐漆喰

土佐漆喰

土佐漆喰

しっくいの原料となる石灰岩資源に恵まれている高知県。
土佐漆喰は、左官職人が塗った藁すさの持つ淡い黄色から、一年をかけ白くなります。古くから、「呼吸する壁」「耐水性のある塗り壁」として、独特な風合いと白壁の美しさが長年評価されてきました。

 

 
運営・実施主体 コアメンバー  藤原富子(土佐の木の家づくり協議会)・細木茂(細木建築研究所)

事務局:佐川プレカット 〒789-1203 高知県高岡郡佐川町丙5524

土佐:仁淀川流域発・木のプロジェクト

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